国立スポーツ科学センター施設を見学!
スポーツ鍼灸部長 石川亮一
アスリートの「強さ」を支える最先端施設 – 鍼灸師が学ぶ、スポーツサポートの新境地を
視察してきました!
まずここの宿泊施設は全73室、78名を収容できます。特筆すべきは、67室に高地トレーニ
ング機能が備わっていること。1800mから3000mの高度設定が可能で、アスリートの限界
に挑戦するためのサポート体制が整っています。
どういうことかというと、対応するフロア全体を設定した酸素濃度にすることができるそ
うです!
さらに、部屋の4分の1はバリアフリー対応。
多様なアスリートへの配慮が随所に感じられました。
次にリハビリ施設の紹介。
リハビリテーションスタッフは11名、その中に理学療法士10名、作業療法士1名が在籍。
そして6名がパラスポーツトレーナーの資格を持っているそうです。
そして嬉しいことに、鍼灸師も非常勤で配置されています!
私たち鍼灸師の仲間も、このプロフェッショナルチームの一員として活躍しています。
リハビリ施設の利用は一日1200円で利用可能。競技復帰や日々のケアに活用されています
。
そしてこの中で行われている鍼灸は30分1200円だそうです。アスリートの身体と心を、丁
寧にサポートできる環境が整っています。
そして、トレーニング施設ですがこちらは最新の測定機器もそろっており、3方向からの
動作分析カメラ、フォースプレート、ジャンプ測定装置など、最先端の機器がほぼなんで
もそろっています。これらのデータを研究者と連携して分析し、選手一人ひとりに最適化
されたトレーニングプログラムを提供しています。
最先端の施設の中から鍼灸師がサポートしていける部分の可能性を学ぶとても良い機会と
なりました。
スポーツ鍼灸に興味のある方はぜひ一緒に活動してきましょう!